作品番号:0009924
片岡球子 目出度き赤富士
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
リトグラフ
シルクスクリーン
本金箔
- 画寸
- 56.6 × 73.9 cm
- 紙寸
- 79.0 × 96.0 cm
- レゾネ No.
- No.87
- 制作年
- 1993年
- 限定部数
- 150
- サイン
- 本人サイン
- 備考
-
背景部分に漆を使用
- 在庫状況
- 在庫あり
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作品の解説
片岡球子の《目出度き赤富士》は、赤く染まる富士山を中心に、松や梅などの吉祥的モチーフを配した、祝祭性あふれる版画作品である。画面右の赤富士は、白い稜線を強調した大胆な造形と鮮烈な朱によって、富士山の霊的な力強さを象徴的に表している。背景部分には漆が用いられており、深みのある黒が画面全体を引き締めると同時に、金や原色の輝きを際立たせている点が大きな特徴である。 片岡球子は、日本画の伝統を踏まえながらも、原色と強い輪郭線による独自の表現で富士山を描き続けた画家であり、本作にも自然への畏敬と祝福の思想が色濃く表れている。漆の質感と版画技法を融合させた本作は、片岡球子の版画作品の中でも特に完成度が高く、装飾性と力強さを兼ね備えたことから、現在も高い人気を誇っている。