作品番号:0004967
平山郁夫 流砂夜
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
セリグラフ
群青岩絵具
- 画寸
- 46.6 × 100.0 cm
- 額寸
- 72.0 × 125.0 cm
- 制作年
- 1999年
- 限定部数
- 50
- サイン
- 本人サイン
- 在庫状況
- 予約中
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作品の解説
平山郁夫が題材として好んで描いたシルクロード。月に照らされる人々とラクダの姿には、作者の平和への願いが込められています。
平山郁夫「流砂夜」は、夜の砂漠を主題に、静寂と緊張感が同時に漂う情景を描いた作品であり、平山郁夫の版画作品の中でも代表的な一作として知られている。月明かりに照らされた砂の起伏は、抑制された構成の中で静かに広がり、広大な空間と悠久の時間を感じさせる。 本作では、日本画の伝統的な素材である群青岩絵具が効果的に用いられ、夜の深みや冷えた空気感が豊かな階調によって表現されている。群青特有の澄んだ青は、砂漠の闇と月光を包み込み、幻想性と現実感を併せ持つ独特の画面を生み出している点が印象的である。 平山郁夫は、シルクロードを人類の歴史と精神の道として捉え、数多くの砂漠風景を描いてきた画家である。「流砂夜」もまた、文明の記憶を超えた自然の営みと、人の営みを見守る静かなまなざしが込められた作品であり、平山芸術の本質を端的に伝える一作といえるだろう。