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片岡球子「富士」木版画+本金泥

片岡球子「富士」木版画+本金泥

「和紙」は人間国宝・九代 岩野市兵衛氏が一枚一枚手で漉いた越前生漉奉書。 強靱で和紙の最高品質といわれ、織田信長や豊臣秀吉の時代には別格の公用紙として取り扱われ、徳川幕府においても特別の格式を与えられていた。 「顔料」は天然の鉱物や植物などからとれる顔料。輪郭線に欠かせない墨(黒)の他、赤・青・黄の三原色を基準にして、これらの色を持つ顔料を混ぜ合わせ目的の色を作ります。 「版木」は江戸時代と同じ山桜の古木。硬く、木目が細かく、乾燥時と濡れた時の伸び縮みが少ないことが特徴。非常に細かな彫や一枚の版木から何枚もの版画を摺ることを可能にしています。

技法 木版画 (複製版画) 本金泥
画寸 38.7 × 45.5 cm
額寸 61.3 × 67.7 cm
用紙 越前生漉奉書(人間国宝:岩野市兵衛)
レゾネNo. 片岡球子 全版画集 2023年発行(複製版画 No.34)
制作年 2017年
版数 24版45度摺 (本金泥使用)
限定部数 250
承認 片岡佐和子
工房 アダチ版画研究所
備考

伝統木版画技術保存推進事業作品 (浮世絵に始まる伝統木版画技術の保護育成継承を目的に設立された(財)アダチ伝統木版画技術保存財団の活動を支援するために制作・発行される作品)

店頭価格:770,000円(税込)

在庫状況 在庫あり

片岡球子について

鮮やかな色彩と力強く独創的な作風で知られ、院展の重鎮として活躍、現代日本画壇に大きな足跡を残す。103歳で世を去り、80年に渡って、描きたいという情熱に身をゆだね、思いのままに描き続けた。 富士山を多く描き、野太い線と激しい原色が強烈な印象を与える。作風が非常に個性的であったため、初期は落選を重ねました。しかし、粘り強く努力して次第に頭角を現し、遅咲きの47歳で日本美術院同人となりました。

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