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洋画家・山中雅彦(やまなか まさひこ)は1955年岩手県生まれ。 精密な写実表現による静物画で知られる洋画家であり、白日会を中心に活躍している。 1981年に白日会佳作賞を受賞して会友となり、その後も白日会T賞・奨励賞・M賞などを受賞し、現在は白日会会員として評価を確立している。 山中雅彦は果物や花などを題材とした静物画を得意とし、対象を細密に描き出す写実的な表現によって、物の質感や光の美しさを丁寧に描き出す作風で知られている。 本作「シャクヤクと果物」は、華やかに咲く芍薬の花と葡萄や果実を組み合わせた重厚感ある静物画である。 花弁の繊細な重なりや果実の瑞々しい質感が緻密な筆致によって表現され、柔らかな光の中で豊かな色彩と存在感を放っている。 落ち着いた背景の中に配置された花と果物の構成は、古典的な静物画の気品と写実表現の確かさを兼ね備えており、山中雅彦の卓越した描写力が感じられる魅力的な一作である。





