日本心神
本居宣長の歌に拠る。
「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」
横山大観談-「古い本に富士を『心神』とよんでいる。心神とは魂のことだが、私の富士観といったものも、つまりはこの言葉に言いつくされている。・・・(エベレスト)は世界最高の山だけに、さすがに壮大で立派だった。・・・素晴らしい壮大な山だとは思ったが、富士を仰ぐ時のような、なんというか清々とした感情はわかなかった。富士は、そういう意味でも、たしかに日本の魂だと、その時も思ったことだ」。
技法 | リトグラフ (複製版画) |
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画寸 | 37.5 × 53.0 cm |
額寸 | 65.4 × 79.2 cm |
限定部数 | 200 |
サイン | 承認印 |
原画 | 1942年制作 |
在庫状況 | 売却済 |
横山大観について
東京美術学校の第1回生として入学して以来、明治から大正、昭和の戦前戦後を通じて活躍を続け、近代画家としての「日本画」を確立した。
琳派、水墨画などに学び、朦朧体と呼ばれる描線を抑えた独特の没線描法を確立。自らの絵画世界を築いて数々の名品を生み出しました。