岩波昭彦
国境を越え、ニューヨークなどの大都市を日本画で描く
1966年（昭和41年） 〜
院展を中心に作品を発表し、新聞連載小説の挿絵、ドラマの絵画協力なども手掛ける。世界各地の大都市をテーマとした「都市の肖像」シリーズが代表的な作品だが、抽象画や寺社仏閣、歴史画なども制作しており、様々な作品を発表している。
岩波昭彦の略歴
- 1966年(昭和41年)
長野県茅野市に生まれる
- 1989年(昭和64年/平成元年)
多摩美術大学絵画科日本画専攻（加山又造クラス）卒業
信州美術会会員に推挙（～'94年）
- 1991年(平成3年)
産経新聞社東京本社入社、美術記者会会員となる
院展初入選（師・松尾敏男）
- 1993年(平成5年)
上野の森美術館大賞展佳作賞受賞
- 1994年(平成6年)
諏訪大社図模写に従事
- 1998年(平成10年)
ニューヨークやパリで個展多数開催
- 2006年(平成18年)
紺綬褒章を受章(同’07、’08年)
- 2011年(平成23年)
上野の森美術館で個展開催
- 2012年(平成24年)
第97回院展で奨励賞受賞
- 2014年(平成26年)
諏訪大社に「平成・諏訪大社 三題（五部作）」を奉納
「AKIHIKO IWANAMI WORKS 世界をかける日本画」開催（金谷美術館）
「岩波昭彦日本画展 ―湖国心象―（前期） ―都市の肖像―（後期）」（北澤美術館）
- 2018年(平成30年)
平成30戊戌年より諏訪大社 絵馬・扇絵馬の原画を担当する
- 2019年(平成31年/令和元年)
「膨らむイメージ・躍動する生命力～スイス・日本文化交流展」（上野の森美術館） を企画構成・出品する
- 2020年(令和2年)
諏訪大社秋宮齋館の襖絵《湖國神》／天袋絵《湖國》が完成する
- 2022年(令和4年)
公益財団法人 鋸山美術館顧問に就任
「香取神宮所蔵 名品の数々－いにしへ そして 現在－岩波昭彦展」（鋸山美術館）