夏山白雲
岐阜県白川村と飛騨市を結ぶ境界にある、転生（あもう）峠を取材し描かれた作品を版画化したものです。 青々とした雄大な自然が、魁夷らしい豊かな色彩で表現されています。 夏山の活き活きとした木々と、画面中央を区切るようにたなびく白雲が非常に美しい逸品です。 1975年制作の原画は現在アメリカのジェラルド・フォード・ミュージアムに所蔵されています。
| 技法 | リトグラフ |
|---|---|
| 画寸 | 46.8 × 60.7 cm |
| 額寸 | 70.8 × 84.1 cm |
| 制作年 | 1998年 |
| 版数 | 28版 |
| 限定部数 | 280 |
| 取材先 | 岐阜県白川村天生峠（あもうとうげ） |
| 在庫状況 | 在庫あり |
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東山魁夷について
国民的画家と称され、清澄で深い情感をたたえた風景画により、戦後の日本画の世界に大きな足跡を残しました。自然と真摯に向き合い、思索を重ねながらつくりあげたその芸術世界は、日本人の自然観や心情までも反映した普遍性を有するものとして評価されています。
