作品番号:0002431
小倉遊亀 裸婦
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
木版画
- 画寸
- 33.5 × 69.5 cm
- 額寸
- 53.4 × 90.3 cm
- 制作年
- 1983年
- 限定部数
- 200
- 工房
- 高見澤研究所
- 備考
-
芸術選奨文部大臣賞受賞作品
- 在庫状況
- 在庫あり
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作品の解説
極めて初期に作られた版画作品。小倉遊亀は花草のほか人物、菩薩なども描いていたが、その中でもこうした構図の作品は類を見ない。貴重な一作といえよう。
1954年に制作された作品をもとに制作された木版画作品で、遊亀が到達した簡潔かつ気品ある人体表現が凝縮されています。横長の画面いっぱいに横たわる女性像は、量感を保ちながら線は極度に整理され、柔らかな起伏のみで身体の存在感を語ります。橙色の敷物に配された文様は装飾性と同時に画面の律動を生み、静謐な裸婦像に穏やかなリズムを添えています。“形を削ぎ落とし精神性を際立たせる”姿勢は本作にも明確で、官能に傾くことなく、清澄で品位ある裸婦像として昇華されています。日本画の平面性と西洋的な人体観察が自然に融合した、遊亀ならではの成熟した人物表現を示す一作です。