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片岡球子「踊り」リトグラフ

片岡球子「踊り」リトグラフ

片岡球子が版画制作に取り組む初期に、版画習作のつもりで売りに出さず、知人などに配るだけにした「作家私家版」としたのが6作ほどある。 その6作品のひとつが「踊り」であり、1967年作の「阿波踊り」と同じテーマになります。 四国の金毘羅山に写生に行ったとき、奥村土牛がよく泊まった鳴門の大きな旅館にて、阿波踊りを踊る方々と出会います。 「片岡先生、阿波踊りを記念にお描きになりませんか。」と勧められスケッチし、家に戻ってから版画作品として完成したエピソードのある珍しい作品です。 「作家私家版」の為、限定部数も10部と希少な作品。

技法 リトグラフ
画寸 28.0 × 36.0 cm
額寸 62.5 × 70.3 cm
限定部数 10
サイン 本人サイン
備考

作家私家版の為、全版画集に掲載なし

在庫状況 在庫あり

片岡球子について

鮮やかな色彩と力強く独創的な作風で知られ、院展の重鎮として活躍、現代日本画壇に大きな足跡を残す。103歳で世を去り、80年に渡って、描きたいという情熱に身をゆだね、思いのままに描き続けた。 富士山を多く描き、野太い線と激しい原色が強烈な印象を与える。作風が非常に個性的であったため、初期は落選を重ねました。しかし、粘り強く努力して次第に頭角を現し、遅咲きの47歳で日本美術院同人となりました。

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