シバヤマ 無料査定
東山魁夷「木枯らし舞う」リトグラフ+新復刻画

東山魁夷「木枯らし舞う」リトグラフ+新復刻画

ドイツの取材旅行で描かれた《木枯らし舞う》は、改組第29回日展に出品された。 「秋も終わりに近い頃、私は一人、北の果ての静かな森に入って行った。重いスケッチブックを肩に細い道を登る。すると一陣の風が、それも激しい勢いで眼前を横切った。目を上げると周囲の林の梢から黄金色の葉が、いっせいに落ちて空中に舞い上がった。秋の終末を告げるフィナーレのように華やかで淋しい一瞬である。私は、しばらくこの落葉で身体中が包まれてゆくのを感じながら佇んでいた」-東山魁夷-

技法 リトグラフ 新復刻画
画寸 41.0 × 59.0 cm
額寸 68.0 × 85.0 cm
制作年 2003年
限定部数 180
原画 1997年 長野県信濃美術館・東山魁夷館所蔵
取材先 ドイツ北部
在庫状況 在庫あり

東山魁夷について

国民的画家と称され、清澄で深い情感をたたえた風景画により、戦後の日本画の世界に大きな足跡を残しました。自然と真摯に向き合い、思索を重ねながらつくりあげたその芸術世界は、日本人の自然観や心情までも反映した普遍性を有するものとして評価されています。

無料査定