作品番号:0007448
岩田正巳 花と古伊万里
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作品の解説
古伊万里の器と花々を組み合わせた本作は、岩田正巳ならではの気品ある構成美が印象的な木版画です。落ち着いた色調の中に、花のやわらかな生命感と古陶磁の重厚な存在感が調和し、静かな華やぎを生み出しています。 器の文様や質感には繊細な観察眼が感じられ、単なる静物画にとどまらず、日本美術の伝統美への深いまなざしもうかがえます。背景を抑えた端正な画面構成によって、花と古伊万里それぞれの美しさが際立ち、洗練された空気感を漂わせています。 和の趣を備えながらも、すっきりとした構図と色彩感覚により、現代の空間にも自然に馴染む一作。落ち着きのある上質なインテリアとしても魅力的です。1982年制作の木版画作品で、モモセ木版による摺りとなっています。