作品番号:0003143
中島千波 不二と鶴
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
シルクスクリーン
- 画寸
- 53.0 × 41.4 cm
- 額寸
- 72.0 × 60.3 cm
- 制作年
- 2001年
- 限定部数
- 300
- サイン
- 本人サイン
- 在庫状況
- 在庫あり
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作品の解説
中島千波(なかじま ちなみ、1945〜) は、戦後を代表する日本画家のひとりで、故郷・長野県小布施町を拠点に、花鳥風月や季節の風景を色彩豊かに描き続けています。東京芸術大学日本画科を修了後、院展や山種美術館賞展など主要な公募展で活躍し、日本美術院院友としての活動や「おぶせミュージアム・中島千波館」開館など、多岐にわたる制作・発表を行ってきました。伝統的な日本画の技法を基盤にしながらも、現代的な感性で自然の象徴を画面に定着させる表現が特徴です。 《不二と鶴(ふじとつる)》は、2001年制作のシルクスクリーン版画作品で、限定300部・本人サイン入りのエディションとして制作されました。技法には絹(シルク)を用いるシルクスクリーンが採用され、鮮やかで均質な色面の表現が富士山と鶴という伝統的な和のモチーフに落とし込まれています。富士(不二)は日本の象徴的な山としての威厳と不変性を示し、鶴は長寿や吉祥の象徴として古来より親しまれてきたモチーフです。両者を組み合わせることで、祥瑞や祝福の情緒が画面に静かに漂います。中島千波は花をはじめとする自然モチーフの表現に定評がありますが、本作でも色彩の透明感と構図の明快さによって対象が強く印象づけられ、鑑賞者に和の美の深みと豊かな情緒を伝える一枚となっています。