ウォーターフォールオンプリント#12
千住博は十代の頃版画家を志したこともあり、エッチングによる滝の世界「ウォーターフォールオンプリント」シリーズは、版画の可能性を追う一連の発表作です。
銅版上を流れる硝酸液による実際の「滝」のリアリティそのものに、遠く松尾芭蕉や紀貫之の精神性を見出すに至りました。
その中でもエッチングによる連作(スピット・バイト技法)は滝シリーズの究極的な到達点であると千住博は語っております。
※スピット・バイト技法とは、腐食液を筆で絵を描くようにして銅板に塗ることで、柔らかい表現が可能な技法。
技法 | アクアチント |
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画寸 | 44.7 × 66.0 cm |
制作年 | 1996年 |
限定部数 | 30 |
サイン | 本人サイン |
在庫状況 | 在庫あり |
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千住博について
日本画の存在やその技法を世界に認知させ、真の国際性をもった芸術領域にすべく、講演や著述など幅広い活動を行っている。ニューヨークを拠点に世界的に活躍する日本画家