かぼちゃ(A)





草間彌生が、かぼちゃをモチーフにした作品を制作し始めるのは1980年代初頭頃。幻覚と幻聴に悩まされていた少女時代に慰めてくれたのが、畑で育てていたかぼちゃでした。太っ腹で無骨で飾らぬ形、そのたくましい造形に魅せられます。 かぼちゃを抱きしめると、遠い子供時代にかぼちゃに救われたことを思い出すといいます。
また、ニューヨーク時代の彼女の創作の源泉となっていたのは、恐怖や怒り、そしてそれらを乗り越えることでしたが、かぼちゃをモチーフにすることで初めて愛情を表現することができるようになったといいます。
技法 | シルクスクリーン |
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画寸 | 45.0 × 53.5 cm |
額寸 | 69.7 × 76.8 cm |
紙寸 | 54.0 × 62.8 cm |
用紙 | Izumi |
レゾネNo. | No.143 |
制作年 | 1990年 |
版数 | 7版7色7刷 |
限定部数 | 100 |
サイン | 本人サイン |
備考 |
ED・サイン部にぼかし加工をしております 確認メール有 |
在庫状況 | 予約中 |
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草間彌生について
半世紀以上にわたって水玉や網目の作品を作り続けてきた。表現方法は絵画、ソフトスカルプチャー、コラージュ、版画、環境芸術、野外彫刻、映像、文学など多岐に渡り、我々の想像をはるかに超えた独創的な作品を生み出しています。 世界的名声を誇る随一の日本人現代芸術家。