Flag(Silver)
《フラッグ》はゴールドとシルバーの色違いで制作された作品です。 この版画のもととなっているのは、1945年2月9日に摺鉢山で撮影された写真『硫黄島の星条旗』になります。 この写真はピューリッツァー賞を受賞し、のちにアーティストのフェリックス・ド・ウェルドンは、これをもとに米国海兵隊の記念碑を制作しました。1954年に完成したこの記念碑は、実物大でつくられており、別名『硫黄島記念碑』と呼ばれています。 《フラッグ》に描かれたのは、荒廃した都市、大人のいない世界に放り出された子供たちの姿。 壊れた車の上に星条旗を立てているのは、写真に写っている兵士ではなく、10代の子供たちです。
技法 | スクリーンプリント |
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画寸 | 47.0 × 66.0 cm |
額寸 | 67.1 × 87.5 cm |
制作年 | 2006年 |
限定部数 | 1000 |
在庫状況 | 在庫あり |
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バンクシーについて
社会風刺的グラフィティアート、ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描くという手法を取る。バンクシー本人は自分のプロフィールを隠そうとしており、本名をはじめとして不明な点が多い。街中の壁にステンシル(型紙)を使って反資本主義・反権力など政治色の強いグラフィティを残したり、メトロポリタン美術館や大英博物館などの館内に、自らの作品を無許可で展示するなどのパフォーマンスにより、一部の人々からは「芸術テロリスト」と呼ばれている。