シバヤマ 無料査定
篠田桃紅「RELEASE」リトグラフ+手彩

篠田桃紅「RELEASE」リトグラフ+手彩

《RELEASE》リリースの意味は、自由にする、解除する、放つなどです。 名詞ですと「発売」または「公開」という意味もあります。 1970年代になると、刷毛と筆が生み出すかたちを構成してつくられていたリトグラフに、文字や色の手彩が加わるようになります。 赤、青の色彩と解き放たれたような線は、リトグラフ制作に向けた新たなる心の開放かもしれません。

技法 リトグラフ 手彩
画寸 45.0 × 34.5 cm
額寸 69.0 × 54.0 cm
制作年 1976年
限定部数 30
サイン 本人サイン
備考

発行元証明有(ShiTok0268)

在庫状況 在庫あり

篠田桃紅について

幼いころから書を学び、戦後に入り本格的に創作活動を再開しますが、その作品は既成の書道にとらわれない墨を使った抽象芸術へと移行していきます。ニューヨークを拠点に全米をはじめヨーロッパ各地で個展を開催し、第2次世界大戦後、墨を使った抽象美術家としていち早く国際的に高い評価を受けた日本人芸術家の1人となりました。 帰国後もレリーフ・壁画などの建築物に関わる大作を手がける一方、版画・題字・随筆などさまざまな分野に活動を広げていきました。多くの作品が、国内外の美術館や公共施設に収蔵されています。 107歳でこの世を去るまで、桃紅は国内外において個展を開催し、精力的に創作活動を行いました。

無料査定