織田廣喜 （Hiroki Oda）

4月19日、福岡県嘉穂郡千手村に生まれる。

画家を志し、上京。

日本美術学校絵画科入学。
講師には大久保作次郎、のちに藤田嗣治、林武らが指導

「みずゑ」主幹の木下正男邸に書生としてつとめる。

日本美術学校西洋画科卒業。

第27回二科美術展に『未完成（室内）』が初入選。

第31回二科美術展で『黒装』が二科賞受賞。

岡田謙三の家に住み込み絵に専念。

岡田が渡米し、中原実の家に移る。二科会会員に推挙。

長男広比古誕生。
初の織田広喜展開催。

渡仏。

第6回国際形象展の招待出品作で愛知県美術館賞を受賞。

日本橋・高島屋で個展開催。第53回二科展で内閣総理大臣賞を受賞。

「織田広喜画集」が大阪・日仏画廊から刊行。次男きじ男誕生。

パリ・エルヴァ画廊で個展開催。第56回二科展で青児賞受賞。

パリ・ギャルリーためながで個展開催。

二科会常務理事となる。

福岡市美術館で初期作から新作まで110点余の個展。

勲四等瑞宝章を受章。

ミュゼ・オダ開館。

恩賜賞・第51回芸術院賞受賞。芸術院会員に就任。

碓井町立織田廣喜美術館開館。

碓井町名誉町民の称号を受ける。

赤い帽子・織田廣喜ミュージアム開館。

勲三等瑞宝章、フランス政府芸術文化勲章・シュヴァリエを受章。

二科会理事長。

5月30日、逝去。98歳。没後、従四位に追叙された。