早川義孝 （Yoshitaka Hayakawa）

東京生まれ。

千葉県立東葛飾高等学校2年生時に、第5回全日本学生油絵コンクールに『家族』を出品し文部大臣賞を受賞する。

千葉県美術展で県知事賞を受賞する。　 第6回全日本学生油絵コンクールに『夕暮れと街』を出品し文部大臣賞を受賞する。
当時審査にあたった安井曽太郎、須田国太郎、寺内萬治郎、猪熊弦一郎、西田信一、久保貞次郎、田近憲三、鍋井克之、脇田和、倉田三郎の推薦により、武蔵野美術大学に入学したが、興味なく中退。

新槐樹社代表 堀田清治と出会い、再び絵画活動に入る。
「第6回新槐樹社展」出品（4点）、以後毎年出品。
会員推挙、安井賞候補に推薦される。

「第7回新槐樹社展」出品、最高賞を受賞。

「第8回新槐樹社展」出品、新槐樹社委員となる。
評論家中村傳三郎の推薦により、銀座の昭和画廊で個展、画壇にデビューする。

「第13回新槐樹社展」出品、文部大臣賞を受賞。

第1回インターナショナル国際展（ICC）金賞受賞。

『シンドバットの船・夜』油彩を柏市に寄贈。

「創立30周年記念新槐樹社展」出品、内閣総理大臣賞を受賞。

『シンドバッドの船』油彩P15号を、友好都市締結5周年記念に柏市より中国承徳市に寄贈。

「第34回新槐樹社展」出品、新槐樹社栄誉賞を受賞。

新槐樹社名誉会長に就任。

作品集「四季吟遊詩想画人」刊行（学習研究社）。
MADO美術館「早川義孝画集」刊行（生活の友社）。

詩画集「小さな絵話詩」刊行（美術倶楽部）。

詩画集「少年の日のたからもの」刊行（芸術新聞社）。

作品集「遠い日の組曲」刊行（Bunkamura）。
ビデオ・現代作家シリーズ「洋画家、早川義孝の世界」（株式会社ホリックス）

福本邦雄著『炎立つとは』（講談社）装丁・挿画。 　

しもだて美術館「―郷愁と幻想―早川義孝展」。

7月25日、逝去。