アンフォルメル、抽象主義の流れを組む画家として知られる。日本にもなじみが深く、日本画から「滲み」の技法を抽出し作品に取り入れた。東京にもアトリエを構え、多くの文化人と交流を持った。出光興産社主の出光佐三はコレクターとして有名で、現在も出光美術館には多くの作品が収蔵されている。
- よく描くテーマ
- 抽象画
- 性別
- 男性
- 誕生日
- 1923年6月25日(月)
- 歿日
- 1994年11月4日(金)
- 出身地
- アメリカ
- パブリック・コレクション
- 出光美術館
年 | 主な出来事 |
---|---|
1923年大正12年 |
6月25日、アメリカ・カリフォルニア州サンマテオに生まれる。 |
1941年昭和16年 |
カリフォルニア大学バークレイ校に入学。 |
1944年昭和19年 |
飛行訓練中に事故。デンバーの陸軍病院入院中に絵を描き始める。 |
1948年昭和23年 |
大学に復学。美術を学ぶ。 |
1950年昭和25年 |
パリに渡る。 |
1952年昭和27年 |
「アンフォルメルの意味するもの」展に出品。 |
1957年昭和32年 |
日本に滞在。余白を生かした画面構成、「にじみ」の効果を生かした表現方法など、日本美術の影響 を受ける。 |
1958年昭和33年 |
「新しいアメリカの絵画」展に出品。 |
1962年昭和37年 |
ロサンゼルスに居を構える。 第3回東京国際版画ビエンナーレ展で受賞。 |
1964年昭和39年 |
カッセルでのドクメンタに出品。 |
1967年昭和42年 |
ヒューストン美術館で回顧展開催。サンフランシスコ美術館にて素描と版画による個展開催。 |
1972年昭和47年 |
オーブライト・ノックス美術館で回顧展開催。 |
1978年昭和53年 |
ポンピドゥー・センターで「サム・フランシス:近作の絵画1976/1978」展開催。 |
1979年昭和54年 |
ボストン現代美術館で水彩画の回顧展開催。 |
1988年昭和63年 |
山県立近代美術館ほかで「サム・フランシス」展開催。 |
1994年平成6年 |
11月4日、がんによる合併症のため逝去。 享年71歳。 |