下田義寛
下田義寛は1940年富山県に生まれ、東京芸術大学大学院を修了後、院展に初入選の後、大観賞、文部大臣賞、内閣総理大臣賞などを受賞し、38才の若さで院展同人に推挙され、次代を担う日本画家として画壇に登場し、画壇において確固たる地位を築きました。下田作品は、詩情あふれる幻想性と氏独自のダブルイメージの手法によって常に斬新な時代の感性を表現し、日本画の可能性を追求したものとして注目されている。
下田義寛の略歴
- 1940年(昭和15年)
富山県に生まれる。
- 1963年(昭和38年)
東京藝術大学日本画科を卒業、同大学院へ進学。
郷倉千靭に師事。
再興第48回 春の院展に「祈」が入選。
- 1965年(昭和40年)
東京藝術大学大学院修士課程を修了。
東京藝術大学の非常勤講師となる。
日本美術院院友に推挙。
- 1966年(昭和41年)
法隆寺金堂壁画再現模写に参加。
- 1969年(昭和44年)
第9回 現代日本美術展でコンクー ル賞。
日本画の新人たち展(京都国立近代美術館)に招待出品。
- 1970年(昭和45年)
再興第55回 院展で「白い宙」が日本美術院賞(大観賞)。
- 1973年(昭和48年)
東京藝術大学の日本画科講師となる。
東京藝術大学イタリア・ルネッサンス壁画調査団の一員としてイタリア・アッシジのサン・フランチェスコ修道院の壁画模写に従事。
- 1976年(昭和51年)
再興第61回 院展で「龍門」が日本美術院賞(大観賞)。
イラン各地を訪問。
- 1977年(昭和52年)
再興第62回 院展で「ペルシャ門」が日本美術院賞(大観賞)。
- 1978年(昭和53年)
日本美術院同人に推挙。
- 1979年(昭和54年)
再興第64回 院展に出品の「風舞う」「風渡る」が文部大臣賞。
中国各地を訪問。
- 1980年(昭和55年)
東京藝術大学 日本画科助教授に就任。
- 1981年(昭和56年)
日本美術院評議員となる。
初の個展を日本橋高島屋で開催。
- 1983年(昭和58年)
再興第68回 院展に出品の「海鳴」「山彦」が内閣総理大臣賞。
- 1995年(平成7年)
倉敷芸術科学大学美術学科の主任教授に就任。
- 2000年(平成12年)
三越エトワール(パリ)での個展に合わせ、渡欧。
日本美術院監事に任命。
- 2001年(平成13年)
パリ帰国記念展を日本橋三越ほかで開催。
- 2003年(平成15年)
紺綬褒章受章
滑川市制50周年記念下田義寛展(富山・滑川市立博物館)
- 2011年(平成23年)
倉敷芸術科学大学名誉教授
- 2018年(平成30年)
滑川市名誉市民
- 2019年(平成31年/令和元年)
瑞宝小綬章(教育研究功労)受章