作品番号:0008839
大山忠作 朧月
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
リトグラフ
- 画寸
- 32.8 × 45.0 cm
- 額寸
- 58.8 × 69.8 cm
- 限定部数
- 75
- サイン
- 本人サイン
- 工房
- フジグラフィクス
- 在庫状況
- 在庫あり
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作品の解説
柔らかな朧月夜の気配を、静謐な画面の中に描き出した大山忠作らしい一作です。月明かりに照らされた桜花は、華やかさを前面に押し出すのではなく、夜の静けさの中にほのかに浮かび上がり、気品ある情趣を漂わせています。題名の「朧月」が示すように、明確な輪郭よりも、にじむ光や空気感を大切にした表現が印象的です。 大山忠作は、鯉や富士をはじめ日本的主題を格調高く描いた日本画家として知られ、文化勲章も受章した現代日本画壇の重鎮です。 本作でも、日本画の伝統的な美意識を感じさせながら、版画ならではの繊細な色の重なりによって、幻想的な夜桜の趣を巧みに表現しています。 派手さを抑えた落ち着いた色調は、和室はもちろん、現代的な空間にも自然に溶け込みます。春の情景を描きながらも季節感が強すぎず、静かな余韻を長く楽しめる作品です。