梅
技法 | リトグラフ |
---|---|
画寸 | 24.5 × 33.5 cm |
限定部数 | 150 |
在庫状況 | 売却済 |
小泉淳作について
建仁寺の天井画や東大寺の襖絵など壮大な作品で知られる。特定の美術団体に属さず、画壇とも距離を置き「孤高の画家」と呼ばれた。小泉さんは大正13年鎌倉生まれ。東京美術学校で日本画を学ぶが、ルオーなど西洋絵画の影響を受けた独特の画風は世間に受け入れられず、商業デザインで生計を立てながら「自分の絵」を模索し続けた。50歳を過ぎてようやく水墨画に開眼。自然が発する「気」をとらえ、リアリズムに徹した作品を多数発表した。晩年は寺院の天井画や襖絵などの大作にも取り組みんだ。好きな絵を自分なりのスタイルで描き続けた87年の生涯だった。