冠をかぶったミューズ
技法 | リトグラフ |
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画寸 | 30.0 × 25.0 cm |
制作年 | 1954年 |
限定部数 | 220 |
サイン | 本人直筆サインあり |
在庫状況 | 売却済 |
マリー・ローランサンについて
20世紀初頭から中盤のフランスを代表する、女流画家。夢見がちな少女時代の後、有名なモンマルトルの集合アトリエ、「洗濯船」で製作を続ける。こうして、彼女の周りで、フォーヴィズムやキュビズムといった前衛的な流れは起こりつづけたが、彼女自身は、憂いを秘めた女性像を描き続けた。ローランサンは生来、同性愛的な傾向も強く、生涯、ほとんど男性を描くことはなかった。例外的に、詩人のジャン・コクトーの肖像を残しているが、それも彼の中の女性性に惹かれて描いたという。