作品番号:0015705
小杉小二郎 三色すみれと西洋ナシ
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作品の解説
小杉小二郎は東京生まれの洋画家で、祖父に日本画家・小杉放庵、父に美術史家・小杉一雄をもつ芸術一家に育ちました。日本大学芸術学部で学んだ後、1968年に洋画家・中川一政に師事し、1970年には渡仏してパリのアカデミー・グラン・ド・ショミエールで研鑽を積みます。以後、日本とフランスを拠点に制作を続け、サロン・ドートンヌなどにも出品しながら独自の絵画世界を築きました。 本作《三色すみれと西洋ナシ》は、花瓶のすみれと果実を簡潔な構成で描いた静物画です。鮮やかな赤と深い青の対比を背景に、花と果実がリズミカルに配置され、静かな画面の中に軽やかな色彩のハーモニーが生まれています。単純化された形態と澄んだ色調には、フランス絵画の影響を受けた装飾性と詩情が感じられ、小杉小二郎の静物画の魅力をよく示す作品といえるでしょう。