作品番号:0013270
マリオ・アバチ アネモネと蝶
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
カラーメゾチント
- 画寸
- 23.4 × 29.0 cm
- 制作年
- 1971年
- 限定部数
- 65
- サイン
- 本人サイン
- 在庫状況
- 在庫あり
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作品の解説
漆黒の背景から静かに浮かび上がるアネモネの花々と、その周囲を軽やかに舞う蝶。 マリオ・アバチは、伝統的なカラーメゾチント技法を駆使し、花弁の繊細な重なりやベルベットのような質感、そして蝶の儚い羽の輝きまでも丁寧に描き出しています。 燃えるような赤や柔らかなピンク、深みのある紫のアネモネは、見る者の視線を自然に惹き込み、暗色の背景との鮮やかな対比によって、まるで光を宿しているかのような存在感を放ちます。 そこへ舞い添う蝶は、画面に軽やかな動きと生命の息吹を与え、静寂の中に詩的な時間を生み出しています。 アネモネは「希望」「はかない恋」、蝶は「幸福」「再生」の象徴として古くから親しまれてきました。 本作ではそれらのモチーフが美しく調和し、単なる静物画に留まらない、幻想性と物語性を感じさせる世界観が広がっています。 カラーメゾチント特有の深い黒の階調表現は、光の当たり方によって作品の印象を豊かに変化させ、昼間は華やかに、夜には静謐で落ち着いた表情を見せてくれます。 リビングや応接空間、ホテルライクなインテリアにはもちろん、ショップやギャラリースペースのアクセントとしても存在感を発揮する一作です。 優雅さと幻想性を兼ね備えた本作は、空間に上質な余韻をもたらし、日常の中で静かに心を満たしてくれるコレクションピースとなるでしょう。