菅木志雄
1944年(昭和19年) 〜
1960年代後半から70年代にかけて台頭した「もの派」と呼ばれるこの時代の美術動向を牽引してきた作家。
もの派の作家は、石、鉄板、ガラス、電球、綿、スポンジ、紙、木、鉄線、ワイヤー、ロープ、革、油、水といった、「もの」自身を主題にするとともに、諸要素と空間の相互依存に焦点をあてた。自然的な物質と工業的な物質の出会いを探求し、それらを一過性の静止状態に配置することによって作品とした。
概念的思考と物質を結びつけた70年代的な試みは近年、再び注目を集め、半世紀に及ぶその一貫した活動は内外で高い評価を受けています。
菅木志雄の略歴
- 1944年(昭和19年)
岩手県に生まれる
- 1967年(昭和42年)
シェル美術賞展1等賞受賞
- 1968年(昭和43年)
多摩美術大学絵画科卒業
- 1970年(昭和45年)
第5回ジャパン・アート・フェスティバル大賞受賞
- 1981年(昭和56年)
サンパウロ・ビエンナーレに出品
- 1982年(昭和57年)
多摩美術大学講師となる(1989年まで)
- 1997年(平成9年)
個展「菅木志雄展」(広島市現代美術館、伊丹市立美術館、神奈川県民ホールギャラリー、千葉市美術館)
- 1999年(平成11年)
個展「菅木志雄 - スタンス」(横浜美術館)
- 2005年(平成17年)
個展「揺らぐ体空 菅木志雄インスタレーション」(岩手県立美術館)
- 2009年(平成21年)
金沢美術工芸大学大学院専任教授となる(2014まで)
- 2012年(平成24年)
ニューヨーク近代美術館で催された「東京1955-1970」展においても、菅の作品が展示された。
ロサンゼルスのBlum & Poeギャラリーで行われた「太陽へのレクイエム:もの派の美術」展で紹介されたことを契機に、アメリカでも菅が注目を集めた
- 2014年(平成26年)
ヴァンジ彫刻庭園美術館にて個展開催
- 2015年(平成27年)
東京都現代美術館にて個展