彼末宏
暗色の地に明るく鮮やかな色点がきらめく
1927年(昭和2年) 〜 1991年(平成3年)
これだけ黒を多用する画風だが画面は決して濁るわけでもなく、ますます不思議な透明感に支えられ観るものの内への神秘的な感動を生み出していくようなマチエール。 発想の根には抽象志向が感じられ、そこに彼末宏の近代性や新しさ、正統性があり、時代をいくら重ねようとも常に新鮮な魅力を感じさせる核となっているのである。
彼末宏のデータ
- 性別
- 男性
- 出身地
- 東京
彼末宏の略歴
- 1927年(昭和2年)
8月31日(水)、東京都出身。
梅原竜三郎に師事。
- 1946年(昭和21年)
陸軍士官学校を経て東京美術学校油画科(梅原龍三郎教室)入学。
- 1952年(昭和27年)
東京美術学校を首席で卒業。
- 1953年(昭和28年)
国画会展に初入選。
- 1954年(昭和29年)
東京芸術大学油画科助手となる。
- 1957年(昭和32年)
国画会賞受賞。
- 1960年(昭和35年)
「城跡」で会友優作賞を受賞し会員となる。
- 1962年(昭和37年)
国際具象派美術展出品(朝日新聞)
- 1965年(昭和40年)
具象絵画の新たなる展開展に出品(国立近代美術館)
- 1969年(昭和44年)
東京芸術大学助教授となる。
- 1980年(昭和55年)
東京芸術大学油画科教授となる。
- 1985年(昭和60年)
彼末宏展開催(日本経済新聞社・ 西武美術館主催)
- 1988年(昭和63年)
東京芸術大学を退官する。
- 1991年(平成3年)
10月27日(日)、逝去。