作品番号:0007454

平川敏夫 紅葉塔韻

作品画像

平川敏夫「樹響塔韻より『紅葉塔韻』」リトグラフ

作品の詳細

技法

リトグラフ

限定部数
85
サイン
本人サイン
在庫状況
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作品の解説

画面上部を覆うように広がるオレンジのグラデーションが、秋の紅葉の気配を幻想的に映し出す《紅葉塔韻》。 平川敏夫が得意とした“塔韻”シリーズの中でも、色彩の抑制と詩情が印象的な作品です。 紅葉は写実的に葉を描き込むのではなく、画面上部から中ほどにかけて滲むような橙色の階調によって表現されており、夕映えにも似た柔らかな光が空間全体を包み込んでいます。その中に浮かび上がる塔は、黒を基調とした重厚な描線によって存在感を放ち、静寂と精神性を感じさせます。 鮮やかな色彩で秋景色を再現するのではなく、色と形を象徴的に扱うことで、紅葉の美しさや季節の余韻を表現している点に、平川敏夫独自の世界観が表れています。 抽象性と具象性が絶妙に交差する画面は、見るたびに新たな印象を与え、心に静かな余韻を残します。 和の趣とモダンな感覚を併せ持つ本作は、空間に落ち着きと格調をもたらす一枚。秋の情緒を、洗練された造形美として楽しめる作品です。

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