作品番号:0007078
ベルナール・ビュッフェ 青いヒヤシンス
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
リトグラフ
- 画寸
- 50.0 × 65.0 cm
- レゾネ No.
- S.485
- 制作年
- 1986年
- 限定部数
- 175
- サイン
- 本人サイン
- 在庫状況
- 在庫あり
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作品の解説
ベルナール・ビュッフェは、戦後フランスを代表する具象画家です。20歳でパリの批評家賞を受賞し、鋭く硬質な黒い輪郭線と凝縮された色彩によって独自の表現世界を築きあげました。油彩のみならず版画においても卓越した才能を発揮し、「パリ」「ニューヨーク」シリーズをはじめとするカラーリトグラフは、その軽やかな色彩の遊びとともに世界中のコレクターに愛されています。 本作「青いヒヤシンス」は、ビュッフェの静物表現の魅力を存分に味わえるリトグラフ作品です。浅い鉢に植えられたヒヤシンスが三本、瑞々しい緑の葉をのびやかに広げ、それぞれの穂先に青い花を咲かせています。背景には鮮烈な黄色が広がり、縦横に走るビュッフェ独特の鋭い線描が画面全体を覆います。この漲るような筆触は、静物画でありながらも強い生命感と緊張感をもたらし、花の静けさと鋭い描線の対比が印象的な画面を生み出しています。黒い輪郭線で大胆に縁取られた鉢と葉の形態は明快で力強く、ビュッフェならではの造形的な確かさが随所に感じられます。 妻アナベルは「リトグラフを制作するとき、彼は色を使って遊ぶ子供の眼差しを取り戻す」と語ったといいますが、この作品にもそうした喜びと自在さが宿っているようです。青と黄という補色の鮮やかな対話が、春の訪れを告げる花の清々しさをいっそう際立たせています。