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浜口陽三《ポプラ(Poplar)》は、1960年に制作されたカラーメゾチント作品です。 浜口陽三は、銅版画、とりわけカラーメゾチントの分野を代表する作家として知られ、深い闇の中から静かに像を浮かび上がらせるような、詩情豊かな表現を確立しました。技法の特性を生かした繊細な階調と柔らかな光の表現は、本作にも端正に表れています。 画面にはポプラの姿が簡潔に捉えられ、余白を生かした構成のなかに、静かな緊張感と澄んだ空気感が漂います。抑えた色彩の中にひそやかな光の移ろいが感じられ、樹木のたたずまいが静謐で気品ある印象として立ち現れています。 自然のモチーフを通して、浜口陽三ならではの沈黙と詩情の世界を印象深く伝える一作です。レゾネNo.93、限定50部・AP5、本⼈サイン入りの作品としても魅力を備えています。



