作品番号:0004407
加山又造 翡翠
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
メゾチント
ビュラン
- 画寸
- 44.4 × 32.6 cm
- レゾネ No.
- 96
- 制作年
- 1987年
- 用紙
- ヴェラン・アルシュ紙
- 版数
- 4版
- 限定部数
- 195
- サイン
- 本人サイン
- 備考
-
195部のうちスウェーデン分100部、国内分95部、作者用EA20部、献本用としてHC12部制作
- 在庫状況
- 在庫あり
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作品の解説
深い闇を思わせる背景の中に、翡翠の鮮やかな青緑が静かに浮かび上がる加山又造の代表的な花鳥作品です。鋭い眼差しと引き締まった姿態には、一瞬の緊張感と澄み切った静寂が共存しており、画面全体に凛とした空気を漂わせています。 加山又造は、日本画の伝統を踏まえながらも大胆な構成や洗練されたデザイン感覚で“現代の琳派”とも称された作家です。特に動物や鳥を題材とした作品では、装飾性と写実性を高い次元で融合させ、本作でも背景のストライプ状の表現が画面にモダンなリズムを与えています。 メゾチントとビュランによる版画技法は、翡翠の羽の艶やかな質感や、闇に溶け込むような微妙な階調を繊細に表現しており、加山又造ならではの静謐な美意識を感じさせます。華やかさを抑えながらも強い存在感を放つ一枚で、和モダンな空間にも美しく調和する作品です。