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有元利夫 『版画集「一千一秒物語」』より A MEMORY 版画集「一千一秒物語」より-94 15.5 × 11.5 cm NEW -
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有元利夫 IT’S NOTHING ELSE版画集「一千一秒物語」より-95 15.5 × 11.5 cm NEW
作品番号:0000248
有元利夫 THE MOONMAN 版画集「一千一秒物語」より-98
作品画像
作品の詳細
- 技法
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銅版画
- 画寸
- 15.5 × 11.5 cm
- 額寸
- 42.5 × 38.5 cm
- 制作年
- 1983年
- 限定部数
- 75
- サイン
- 本人サイン
- 在庫状況
- 商談中
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作品の解説
《THE MOONMAN ― 版画集「一千一秒物語」より》 月そのものが“顔”となった人物像は、有元利夫が生涯追い続けた寓意的肖像の代表的モチーフです。柔らかな表情を湛えた黄色い月面にはクレーターが点在し、人間と天体が静かに重ね合わされることで、現実と夢、時間と物語の境界が溶け合います。 背景一面に施された細密なクロスハッチングは、夜空や内面世界を思わせる深い奥行きを生み、そこに配された淡い赤線が、感情や記憶の“揺らぎ”をそっと浮かび上がらせています。簡潔な身体表現に対し、顔=月だけが強く発光する構図は、「個としての人間」よりも「宇宙的存在としての人」を示唆しているかのようです。 《一千一秒物語》シリーズに共通するのは、明確な物語を語らない代わりに、鑑賞者の想像力によって完成する余白。本作でも、月の男は語り部のように静かにこちらを見返し、それぞれの“千一秒”を呼び起こします。古典肖像の静謐さと、現代的な詩情が同居した、有元版画の中でもとりわけ象徴性の高い一作です。