作品番号:0002438
小倉遊亀 梅
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
シルクスクリーン
- 画寸
- 60.6 × 41.4 cm
- 額寸
- 81.8 × 62.8 cm
- 制作年
- 2006年
- 版数
- 51版51色
- 限定部数
- 300
- 原画
- 1965年制作
- 在庫状況
- 商談中
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作品の解説
小倉遊亀による本作《梅》は、白梅と紅梅の取り合わせを、明快な色面と洗練された構成によって描き出し、新春の寿ぎと凛とした気品とをあわせて伝える一作です。金地を思わせる明るい背景に、鮮やかな朱の台面、そして白磁の花瓶が端正に据えられ、そこにすっと伸びる梅枝が、簡潔でありながら格調高いリズムを生み出しています。咲き始めた白梅の清らかさと、ひと枝添えられた紅梅の華やぎは、寒中にあっていち早く春を告げる梅の美しさを印象深く際立たせています。また、花瓶に描かれた吉祥的な文様も相まって、作品全体には祝祭感と瑞々しい生命力が満ちています。小倉遊亀は、身近な花や器物を題材にしながら、単なる写生にとどまらない品格と装飾性を備えた画面を築くことに長けた画家ですが、本作にもその魅力がよく表れています。簡素のうちに華やぎを宿し、日本の美意識と季節感とを晴れやかに結晶させた作品といえるでしょう。