作品番号:0002108

ジェームス・リジィ NEWYORK CITY -A MARTHON FOR ALL

作品画像

ジェームス・リジィ「NEWYORK CITY -A MARTHON FOR ALL」3Dシルクスクリーン

作品の詳細

技法

3Dシルクスクリーン

画寸
65.0 × 90.0 cm
制作年
1997年
限定部数
350
サイン
本人サイン
在庫状況
売却済

作品の解説

ジェームス・リジィによる《NEW YORK CITY - A MARATHON FOR ALL》は、ニューヨークという巨大都市そのものを、祝祭と運動のエネルギーに満ちた一つの舞台として描き上げた、リジィらしい代表的な3Dシルクスクリーン作品です。作品名が示す通り、本作はニューヨーク・シティ・マラソンを主題に据えつつ、橋、摩天楼、港、群衆、空を行く気球や飛行機までを一体化させ、都市全体が躍動する一日の高揚感を濃密に表現しています。
画面中央には摩天楼が立ち並ぶマンハッタンの都市景観が広がり、その周囲を取り巻く水辺や橋梁、無数の人々の列が、ニューヨーク特有のスケール感と多様性を象徴するように描かれています。細部に目を凝らすほど、走る人、集う人、眺める人、それぞれの小さなドラマが見えてきて、単なる都市鳥瞰図ではなく、“誰もが参加できる都市の祝典”としてのマラソンの本質が浮かび上がります。
ジェームス・リジィは1950年ブルックリン生まれのアメリカン・ポップアーティストで、フロリダ大学で絵画、版画、彫刻を学ぶなかから、平面作品を重ねて奥行きを生む独自の3D表現を発展させました。都市生活のにぎわい、音楽、スポーツ、人々の喜びを、親しみやすい線描と鮮烈な色彩で祝福的に描く作風によって国際的な人気を築き、ニューヨークを象徴する作家の一人として広く親しまれています。
1997年制作のリジィが都市とスポーツの高揚感をもっとも鮮やかに結びつけた時期の充実を示す一例といえます。ニューヨークという街が持つ喧騒さえも、幸福な生命のリズムとして描き換えてしまう、リジィならではの明るい世界観が存分に息づいています。

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