作品番号:0017221
藤田嗣治 セーヌ河(横光利一「旅愁」挿絵)
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作品の解説
『旅愁』は昭和11年のヨーロッパ旅行を基に、主人公の日本に帰化した矢代耕一郎と、ヨーロッパに心酔する久慈、そしてカトリックの宇佐美千鶴子の複雑な恋愛を中心に、東洋と西洋、信仰と科学、伝統と近代といった近代日本の根源的な葛藤を描いた作品。 『東京日日新聞』『大阪毎日新聞』(現在の『毎日新聞』)の特派員としてパリに滞在し、ヨーロッパ各地を回り、その体験を基に小説を発表。 1937(昭和12)年4月13日から8月6日まで「旅愁」を両紙の夕刊に65回にわたって連載した。その挿絵を描いたのが藤田嗣治である。