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作品番号:0017216
嶋津俊則 赤いテント
作品画像
作品の詳細
- 技法
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油彩
- 画寸
- 6号
- 額寸
- 50.5 × 59.5 cm
- 在庫状況
- 売却済
作品の解説
嶋津俊則《赤いテント》は、パリの街角に連なる古い建築群を、明るく軽やかな筆致と温かな色彩で生き生きと描き出した作品です。画面中央の白い建物を軸に、左右に並ぶ石造建築がリズミカルに配され、通りの奥へと視線を導く構成が、都市の広がりと親密さとを同時に感じさせます。空には青や白の短い筆触が重ねられ、刻々と移ろう光を思わせる一方、街並みには黄土や褐色、白の階調が豊かに響き合い、パリ特有のやわらかな空気感を伝えています。なかでも題名にもある赤いテントは、画面に鮮やかなアクセントを与え、街の賑わいと洒脱な気分を象徴する存在として印象的です。通りを行き交う人影や小さな車の姿も、過度に細密に寄らず、むしろ街の呼吸を添える要素として効果的に置かれており、全体には旅先でふと出会う一瞬の景色の魅力が素直に結晶しています。都市風景を題材としながら、温もりと詩情を失わない、嶋津俊則らしい味わい深い一作です。