作品番号:0017199
平山郁夫 白い橋 因島大橋
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
リトグラフ
- 画寸
- 43.0 × 60.5 cm
- 額寸
- 69.5 × 85.8 cm
- 制作年
- 2000年
- 限定部数
- 100
- サイン
- 本人サイン
- 備考
-
平山郁夫美術館開館三周年記念・しまなみ海道開通一周年記念版画
- 在庫状況
- 在庫あり
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作品の解説
平山郁夫《白い橋 因島大橋》は、平山郁夫美術館開館三周年、ならびにしまなみ海道開通一周年を記念して制作された版画であり、瀬戸内の新たな象徴を、清澄な詩情とともに描き出した作品です。画面を大きく横断する因島大橋は、白く明快な線によって端正に表され、深い青の空と海に鮮やかに浮かび上がります。精緻な構造物としての力強さを備えながら、その姿は決して無機的ではなく、光に包まれた静かな気配のなかに、祈りにも通じるような清らかさをたたえています。前景の濃緑と水辺の落ち着いた色調が奥行きを生み、雄大な景観のなかに静謐な時間を感じさせる構成も印象的です。シルクロードや仏教伝来の道、古都の風景などを通じて精神性豊かな絵画世界を築いた平山郁夫ですが、本作にも、風景を単なる景観描写にとどめず、土地の記憶や人々の営みを静かに映し出す作家ならではのまなざしがよく表れています。瀬戸内にゆかりの深い作家が、地域の節目を寿ぐ記念性と、故郷への深い愛着とを重ね合わせた、格調高い一作です。