作品番号:0017195

金子國義 貝殻と少女

作品画像

金子國義「貝殻と少女」油彩

作品の詳細

技法

油彩

画寸
41.0 × 31.8 cm
額寸
56.0 × 46.8 cm
制作年
2014年
鑑定

金子國義登録委員会

在庫状況
在庫あり
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作品の解説

金子國義《貝殻と少女》は、妖しくも洗練された少女像に、貝殻という象徴的なモティーフを組み合わせることで、幻想と官能、そして演劇的な気配を濃密に漂わせた作品です。
大きく吊り上がった目、白く細長い首筋、赤い唇、そして振り返る仕草は、現実の人物像というより、一つの物語世界に棲む存在として描かれています。
少女が耳元に寄せる貝殻は、海の記憶や内なる声、夢想の入口のようにも感じられ、静かな画面のなかに強い心理性を与えています。
金子國義は1936年埼玉県生まれ。
耽美と退廃、文学性と装飾性をあわせもつ独自の作風で知られ、絵画のみならず、装幀、舞台美術、版画など幅広い分野で高い評価を受けました。
とりわけ《不思議の国のアリス》に通じる幻想世界や、美少年・美少女を描く妖美な表現はこの作家の大きな魅力であり、本作にも金子國義ならではの甘美でミステリアスな美意識が鮮やかに表れています。

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