作品番号:0017186
ベルナール・ビュッフェ ティーポットとアーティチョーク
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作品の解説
ベルナール・ビュッフェ《ティーポットとアーティチョーク》は、日常的な静物を題材としながら、鋭い線の緊張感によって独特の詩情を生み出した作品です。 ティーポットやアーティチョークは、幾何学的な格子の上に配置され、交差する無数の線によって量感と空間が形づくられています。 対象を写実的に再現するのではなく、硬質で神経質ともいえる線描によって存在の輪郭を際立たせるところに、ビュッフェならではの魅力があります。 ベルナール・ビュッフェは1928年パリ生まれ。 戦後フランスを代表する具象画家として、細く鋭い線、痩せた形態、静かな哀感を帯びた画面で広く知られました。 本作にも、ありふれたモティーフのなかに孤独や気品を見いだす、ビュッフェ芸術の本質が端的に表れています。