作品番号:0017099

原雅幸 古城と月

作品画像

原雅幸「古城と月」油彩 3号

作品の詳細

技法

油彩

画寸
3号
額寸
48.0 × 39.0 cm
在庫状況
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作品の解説

原雅幸による本作《古城と月》は、深い谷を見下ろす丘の上にたたずむ古城を、青く澄んだ夕空と小さな月の光のもとに描いた、静謐でロマンあふれる風景画です。
画面の大半を占める空には、ゆるやかに流れる雲が広がり、そのわずかな明暗の移ろいが、刻々と夜へ向かう時間の気配を感じさせます。
中央遠景に小さく置かれた古城は、周囲の広い自然のなかでひっそりと存在し、かえって長い歴史や物語を秘めた象徴のように強く印象づけられます。
手前の暗い谷と、彼方にひらける空との対比は、静けさのなかに深い奥行きと余韻を生み、見る者の想像を遠くへ誘います。
原雅幸は1956年大阪生まれで、多摩美術大学を卒業後、1982年・1985年に安井賞展へ入選し、1986年と1988年にはニューヨークのハマーギャラリーで個展を開催しました。1998年に渡英し、2005年にはスコットランドへ移って、風景画を描き続けています。
風景をじっと見つめ、その記憶が自身の中で熟したときに初めて作品になるという作家の姿勢は、本作にもよく表れており、現実の景観を超えて、心の内に沈む静かな情感までを映し出しているようです。

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