コンテンツを読み込み中



相場に合わせた適正価格で販売中!価格のお問い合わせはこちら
画家・麻田浩(1931-1997)が描いた作品です。 本作は、鮮やかに広がる「青い池」とその周囲に生きる草木を題材に、水辺の静けさと自然の生命感を象徴的に捉えています。 麻田浩は京都出身の洋画家で、日本画家の父と兄を持ちながら独自の道を歩み、戦後は新制作協会展などで注目され、後にパリに滞在しヨーロッパの美術潮流から影響を受けた油彩・版画作品を発表しました。 本作において、画面中央に据えられた澄んだ水面は、深い青色を基調としながら光を受けて揺れるような色の変化を見せ、見る者の視線を惹きつけます。 まわりの草は柔らかい緑や黄の色調で描かれ、池との対比によって空間にリズムと奥行きを与えています。 このような色彩と構図は、自然の微細な変化や光のささやかな移ろいを油彩特有の豊かな質感で表現する麻田の画風をよく示しており、穏やかな風景の中に心を落ち着ける力を持っています。 鑑賞者は作品を通じて、自然の静謐さと、そこに包まれる感覚を味わうことができるでしょう。