作品番号:0017049
棟方志功 双妃の柵
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
板画
- 画寸
- 39.4 × 30.8 cm
- 額寸
- 56.1 × 48.2 cm
- 限定部数
- 100
- 鑑定
-
棟方志功鑑定委員会
- 在庫状況
- 在庫あり
相場に合わせた適正価格で販売中!
価格のお問い合わせはこちら
作品の解説
棟方志功は20世紀を代表する日本の版画家で、木版画を“板画”と呼び、素材そのものの力と呼応しながら彫り・摺りを行う独特の制作を展開しました。青森県生まれで、幼少期から絵画への興味を深めつつ東京で制作を続け、帰納的・直感的な彫りの技法と精神性の高い主題によって、国際的にも高い評価を受けています。1955年サンパウロ・ビエンナーレ最高賞、1956年ヴェネツィア・ビエンナーレ国際版画大賞、日本文化勲章受章といった受賞歴がその評価を物語ります。 《双妃の柵》は、棟方が得意とした板画の技法で制作された作品で、女性像が象徴的に描かれています。タイトルの「双妃」は二人の女性的存在を示唆し、対象の輪郭を大胆かつ奔放な線で刻むことで、霊的・象徴的な存在感が画面に立ち上がっています。彼は下絵をほとんど用いず木曽材と対峙し、工具が素材の“道”に従うままに彫るという独自の制作観を持ちました。こうした表現姿勢は、自然の力と人間精神の交感を追求した棟方版画の核心を示しています。