作品番号:0017040
藤田嗣治 花を持つ少女
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
銅版画
- 画寸
- 33.2 × 25.5 cm
- 額寸
- 66.5 × 64.6 cm
- 限定部数
- 100
- サイン
- 本人サイン
- 在庫状況
- 在庫あり
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作品の解説
藤田嗣治(レオナール・フジタ)は、日本出身でフランスを拠点に活躍した20世紀を代表する画家であり、パリ画壇「エコール・ド・パリ」を代表する存在として国際的に高い評価を受けています。1886年東京生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後、1913年に渡仏し、西洋絵画の技法と東洋的な線描を融合させた独自の表現を確立しました。特に少女や子供、猫などを主題とした作品で知られ、繊細な輪郭線と乳白色の肌による透明感ある人物表現は藤田芸術の大きな特徴となっています。 本作《花を持つ少女》は、1929年にパリで出版された版画集『Les Enfants(子供たち)』に収録された作品の一つで、藤田が好んで描いた子供像をテーマとする代表的なシリーズに属します。澄んだ眼差しを持つ少女の姿が繊細な線描によって静かに描かれ、小さな花を手にする仕草が純粋さや詩情を感じさせます。装飾を抑えた簡潔な構成の中に、藤田特有の静謐で幻想的な空気が漂い、エコール・ド・パリを代表する画家としての藤田嗣治の人物表現の魅力をよく示す作品となっています。