作品番号:0016981

中川一政 鉄線花

作品画像

中川一政「鉄線花」紙に岩彩

作品の詳細

技法

紙に岩彩

画寸
48.0 × 35.6 cm
額寸
70.0 × 57.4 cm
鑑定

東美鑑定評価機構鑑定書

在庫状況
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作品の解説

中川一政(1893–1991)は、独学を基盤に強烈な個性を貫いた近代日本洋画の巨匠であり、画業のみならず文筆や書にも才能を発揮しました。
既成の美術制度や様式に与することなく、対象と真正面から向き合う姿勢を生涯貫いた作家です。
本作《鉄線花》は、墨と岩絵具を用い、黒地に浮かび上がる花の姿を力強く描いた作品です。
紫の花弁や緑の葉は即興性の高い筆致で表され、形の正確さよりも生命の躍動や存在感が前面に押し出されています。
素朴な器の文様や大胆な構図からは、中川一政特有の野性味と精神性が感じられ、花というモチーフを通して自然と人間の根源的な対話を試みた一作といえます。

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