作品番号:0016969
川又聡 銀豹
作品画像
作品の詳細
- 技法
-
日本画
- 画寸
- 8号
- 額寸
- 58.3 × 58.3 cm
- 制作年
- 2021年
- 備考
-
共シール
円形8号サイズ
- 在庫状況
- 売却済
作品の解説
川又聡は、日本画の伝統的技法を基盤に、自然や生きものの気配を静かに、かつ緊張感をもって描き出す画家です。東京藝術大学日本画専攻修了後、国内外で個展・グループ展を重ね、余白とモチーフの関係性を重視した画面構成と、抑制の効いた色彩表現によって独自の世界を築いてきました。 《銀豹》は、豹を主題とした日本画作品です。画面に描かれた豹は、写実的でありながらも過度な動きを排し、静かに佇む姿として表現されています。銀色を思わせる毛並みの表現には、岩絵具ならではの質感と光の反射が巧みに用いられ、豹の持つ野性と気品が同時に感じられます。鋭い眼差しと引き締まった身体表現は、単なる動物画にとどまらず、存在そのものの緊張感を画面に定着させています。 背景には余白が効果的に使われ、主題である豹の存在感が際立つ構成となっています。本作は、自然や生命への深い洞察をもとにした川又聡の日本画表現がよく示された一作であり、静けさの中に潜む力強さを感じさせる作品といえるでしょう。