作品番号:0016942

後藤純男 雪后大和

作品画像

後藤純男「雪后大和」日本画 4号

作品の詳細

技法

日本画

画寸
4号
額寸
46.2 × 55.3 cm
備考

共シール

在庫状況
在庫あり
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作品の解説

後藤純男(ごとう すみお、1930–2016) は、日本画を代表する画家として長年活躍し、自然・建築・季節の情景を豊かな色彩と端正な筆致で描き続けました。
千葉県出身。16歳で山本丘人に師事し、田中青坪にも学びながら院展等で早くから頭角を現しました。
日本美術院会員として国内主要展で受賞を重ね、東京藝術大学教授や日本美術院理事などを歴任。
作品は日本各地の寺社・雪景・古都の風情を題材に、伝統的な日本画技法を用いつつ、独自の視覚詩を追求しました。
1997年には上富良野に後藤純男美術館が開館し、制作の拠点を北海道に構えたことで知られます。
晩年には旭日小綬章など多数の栄誉を受けました。
《雪后大和》は、雪に覆われた奈良・大和地方の風景を描いた日本画作品です。雪が降り積もった古寺や社寺の佇まいは、日本の歴史と自然の静かな時間を画面に刻みます。
白い胡粉の豊かな階調と淡い色彩は、雪の静寂と光の反射を繊細に表現し、目に見える景色だけでなく、雪がもたらす空気感や静けさまでも伝えています。
大和という地が持つ歴史的な重みは、雪景を通じて一層深い詩情を帯び、本作を鑑賞する者に季節の移ろいと日本的美意識を感じさせます。
《雪后大和》は後藤の代表的構図として、静謐な冬の精神性を象徴する一枚です。

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