作品番号:0016913
- 作家名
- 熊谷守一
- 作品名
- 柿
- 技法
-
木版画
- 画寸
- 25.0 × 34.0 cm
- 額寸
- 50.5 × 60.0 cm
- 制作年
- 1975年
- 限定部数
- 300
- 在庫状況
- 在庫あり
相場に合わせた適正価格で販売中!
価格のお問い合わせはこちら
日本画家 熊谷守一 による《柿》は、生命ある対象を極めて簡潔な形態と言葉のように明快な線で捉えた木版画作品です。熊谷守一(1880–1977)は、明治から昭和にかけて活躍し、写実と抽象のはざまを独自の視点で探求した画家として知られます。若い頃はフォービズムの影響を受けつつ、晩年には形態を徹底的に単純化し、「いのち」の本質を見つめる表現を追求しました。彼は名声や社会的評価に無頓着で、文化勲章の内定を辞退するなど、自由な制作姿勢を貫いたことでも知られます。 《柿》においても、対象の果実を可能な限り簡素な線と色面で再構成し、見る者に対象そのものの存在感を静かに伝えています。木版という技法を通じて、熊谷の眼差しと造形感覚が純粋に表現された一作です。