作品番号:0016626
- 作家名
- 絹谷幸二
- 作品名
- 黄金富嶽
- 技法
-
ミクストメディア
- 画寸
- SM
- 額寸
- 53.5 × 46.5 cm
- 制作年
- 1994年
- 在庫状況
- 在庫あり
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絹谷幸二の《黄金富嶽》は、金地を背景に赤く燃える富士山を描いた、強烈な象徴性と祝祭性を備えた作品である。画面上部に配された金雲と鮮やかな色彩の帯は、天と地をつなぐ気の流れを思わせ、中央に屹立する富士の存在感をいっそう際立たせている。山麓には水辺と集落、舟の行き交う情景が描き込まれ、自然と人の営みが調和する理想郷のような世界が広がっている。赤・金・青・緑が奔放に交錯する色彩と、厚みのあるマチエールは、富士を単なる景観ではなく、生命力と繁栄の象徴として描き出している点が印象的である。 絹谷幸二は、古典的絵画技法への深い造詣を基盤に、金箔や強烈な色彩を大胆に用いた独自の表現で知られる現代美術家である。《黄金富嶽》は、日本文化の象徴である富士山を、祝福とエネルギーに満ちた存在として再解釈した、絹谷芸術の魅力が凝縮された一作といえる。