作品番号:0016584
- 作家名
- 児玉幸雄
- 作品名
- レ・アルの朝市
- 技法
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油彩
- 画寸
- 10号
- 額寸
- 62.0 × 71.0 cm
- 鑑定
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東美鑑定評価機構鑑定証
- 在庫状況
- 在庫あり
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児玉幸雄の《レ・アルの朝市》は、パリ中心部レ・アル地区の市場に集う人々の賑わいを、軽快な筆致と明るい色彩で描いた油彩作品である。画面中央に立ち上がる建築物と、その周囲に広がる店舗や人の流れは、写実に基づきながらも簡潔に整理され、都市の日常に満ちる活気と躍動感が巧みに表現されている。光を受けた建物の黄や白、街路に点在する赤や青のアクセントは、朝の空気の瑞々しさを伝え、パリの生活文化そのものを祝福するかのようである。細部を描き込みすぎない構成が、かえって全体にリズムと開放感を与えている点も印象的である。 児玉幸雄は、戦後日本を代表する洋画家の一人で、フランスに長く滞在し、パリの街景を主題に独自の画風を確立した。明快な色彩と抒情性を併せ持つその作品群において、《レ・アルの朝市》は、都市の活力と人間味を温かく描き出した、児玉芸術の魅力がよく示された一作といえる。