作品番号:0016483

出口雄樹 李鉄拐

作品画像

出口雄樹「李鉄拐」ミクストメディア

作品の詳細

技法

ミクストメディア

画寸
40.5 × 40.5 cm
額寸
52.9 × 52.9 cm
在庫状況
在庫あり
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作品の解説

李鉄拐(りてっかい)は、中国の伝説に登場する八仙の一人で、鉄の杖を使うことから「鉄拐李」とも呼ばれます

出口雄樹は、人物像を主題に、神話・宗教・東洋思想を現代的な造形感覚で再解釈してきた画家である。
東京藝術大学で絵画を学び、確かな写実力を基盤としながらも、現実を超えた精神世界や象徴性を画面に取り込む表現を追求してきた。
本作《李鉄拐》は、中国の八仙の一人である李鉄拐を主題に、肉体の不完全さと霊的覚醒という相反する要素を強く印象づける作品である。
鉄の杖を手にした人物は、歪みを帯びた身体表現によって描かれ、世俗的価値から解き放たれた存在として立ち現れる。
深く抑制された色調と緊密な構成は、物語性を内包しながらも説明に流れず、観る者に精神的緊張感を与える。
出口雄樹が一貫して取り組んできた「人間存在の内奥」や「信仰と救済」という主題が、東洋的思想と融合し、象徴的に結晶した一作といえる。

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